Sumba Area

スンバ島 エリア

海の向こうに残る、もうひとつのインドネシア

バリ島から南東へ約450km。東ヌサトゥンガラ州に属する「スンバ島」は、バリ島を上回る大きさを持ちながら、人口は100万人に満たない島。海岸線から内陸へ入れば、緑の丘陵や乾いたサバンナが広がり、高い茅葺き屋根の家々と巨大な石墓が残る村では、祖先を敬うマラプの信仰が今も人々の暮らしの中に息づいています。

かつて西洋では「サンダルウッド島」と呼ばれ、白檀の産地として知られたスンバ。バリ島から飛行機で渡れる距離にありながら、大規模な観光地とは異なる風景が残り、島の各地には固有の動植物も生息しています。乾季には大地が黄金色に変わり、雨季には緑が戻る。季節によって島そのものが大きく表情を変えるのも、スンバらしい風景です。

そして、この島を世界の旅行者へとつないだ存在のひとつが、西スンバの海辺から始まったリゾート、ニヒ スンバです。一本の波を求めてこの土地へ辿り着いたことから始まったリゾートは、やがて水や医療、教育など地域社会への支援にも関わりながら、世界中から旅行者を迎える場所へと育っていきました。

ここでの旅は、ホテルの中と外をきれいに分ける必要がないのかもしれません。海を眺めて朝を迎え、馬とビーチを歩き、村を訪ねてイカットに触れ、この島で暮らす人々と出会う。リゾートに泊まることを入口に、その先にあるスンバを知っていく。そんな旅が、この島にはよく似合います。

HOLIDAY IN SUMBA

飛行機で渡る、スンバ島へ

バリ島からスンバ島西部のタンボラカまでは、国内線で約1時間。海を越えれば、そこにはバリ島とはまったく異なる島の風景が待っています。さらにニヒ スンバでは、バリ島からのプライベートチャーター機やヘリコプターの手配も可能。移動時間さえも旅の一部に変えて、インド洋に浮かぶ島へ。スンバの休日は、少し特別な空の旅から始まります。

空港から、島の奥へ

空港を出たら、車に乗ってリゾートへ。街を抜け、村を通り、舗装された道から小さな道へ。目的地へ近づくにつれて、窓の外の風景も少しずつ変わっていきます。ホテルに到着してからではなく、島を走り始めたところから、スンバの旅はもう始まっています。

海の向こうまで、スンバの自然

インド洋に面したスンバ島には、白い砂浜だけではない、野性味を残した海岸線が続いています。深い青の海と緑の丘、その間に現れる小さな入り江。きれいに整えられたビーチとはまた違う、自然の地形そのものを眺めているような風景も、この島まで来たからこそ出会えるものです。

世界の旅人を惹きつけたリゾート

まだスンバ島が旅先として広く知られる以前から、この海岸線に世界の旅行者を迎えてきたニヒ スンバ。目の前に広がるインド洋と、島の自然をそのまま取り込むようにつくられた空間では、ホテルの中にいながら、スンバという土地を身近に感じることができます。遠くまで来たからこそ、今日はどこにも出かけず、この景色と一日を過ごす。それも、この島での贅沢です。

朝は、身体を動かすことから

海から風が届く朝の時間に、ヨガでゆっくりと身体を動かす。スンバまで来たなら、予定を詰め込むよりも、太陽が昇れば起き、暗くなれば一日を終えるような、島のリズムに合わせて過ごしてみるのもいいものです。日常とは違う環境に身を置くことも、旅の楽しみのひとつです。

馬とともにある島

スンバを語るうえで欠かせない存在のひとつが、馬です。古くから人々の暮らしや儀式と深く結びつき、現在も島の文化を象徴する存在として大切にされています。夕陽に染まるビーチを馬と歩く風景も、単なるリゾートアクティビティではなく、この島と馬との長い関係の延長にあるものです。

布に残る、スンバの物語

鮮やかな色と幾何学模様、動物や人を描いた文様。スンバの伝統的なイカットは、単なる織物ではなく、島の文化や人々の暮らしと深く結びついています。村を訪ねれば、高くそびえる茅葺き屋根の伝統家屋や石墓など、今も受け継がれるスンバ独自の風景に出会うことができます。

リゾートと、島の暮らしのあいだに

世界中から旅行者が訪れるようになった一方で、スンバには今も、水や医療、教育など生活に必要なインフラが十分ではない地域があります。ニヒ スンバと深い関わりを持つスンバ ファンデーションでは、医療や給水、教育など、周辺地域でさまざまな活動を続けています。美しい自然や文化を楽しむだけではなく、その土地で暮らす人々のことを知る。そんな出会いも、スンバを旅する意味のひとつです。