黒砂の海岸に、新しいリゾートが芽吹く東海岸
デンパサール国際空港から東へ約30km。サヌールを抜け、チャンディダサへと続く海岸沿いの道を進む途中に位置するのが「クラマス」エリアです。かつては東バリへ向かう際に通り過ぎることの多かった場所ですが、〈コマネカ アット クラマス ビーチ〉をはじめ、自然の中で静かな滞在を楽しめるリゾートも少しずつ増え、近年静かに注目を集めています。
クラマスを象徴するのが、海岸線に続くブラックサンドビーチ。火山の島・バリならではの火山性の鉱物を多く含む黒い砂が海岸を覆い、南部の白砂のビーチとはまったく異なる景観をつくり出しています。海沿いに大きな繁華街はなく、人気リゾートアイランドにいることを忘れてしまうほど静か。東海岸ならではのサンライズや、晴れた日には海の向こうにヌサ・ペニダ島を望むこともできます。
一方、この静かな海岸は、世界のトップサーファーを惹きつける力強い波でも有名です。クラマスをはじめ周辺には複数のサーフポイントがあり、世界最高峰のサーフィン大会の舞台にも選ばれてきました。2019年には五十嵐カノア選手がこの地で自身初となるワールドツアー優勝を果たし、日本人として初めてCTイベントを制した記念すべき場所でもあります。
観光やショッピングを目的に訪れる場所というより、あえて旅の途中で足を止め、黒砂の海と波を眺めながら何もしない時間を楽しむ。これまで通過点だった場所に滞在してみると、また違ったバリ島が見えてくる。クラマスは、そんな少し贅沢な旅の楽しみ方が似合うエリアです。

HOLIDAY IN KERAMAS
離島のような静けさに身を置く

世界のサーファーを惹きつける波

