クサンバの塩は、バリ島東部・クルンクン県の海辺の村〈クサンバ〉で作られる天然の海塩。黒い火山砂が広がる海岸では、現在も昔ながらの製塩が受け継がれている。
海水を砂に撒いて天日で乾かし、塩分を含んだ砂から濃い塩水を濾し出した後、ヤシの木をくり抜いた容器などでじっくりと結晶化させる、手間のかかる伝統製法が特徴。
まろやかな味わいの塩はバリ島のお土産としても人気があり、クサンバを訪れれば、海岸沿いで昔ながらの塩作りの風景を見ることもできる。
長い年月にわたり受け継がれてきた製塩文化は、国際的な食文化保護活動〈Slow Food〉の「Ark of Taste」にも登録されている。