経由便とは、最終目的地へ向かう途中で、一度別の地点へ立ち寄る航空便のことである。
経由便の特徴は、経由地を通過しても便名が変わらない点にある。
経由地では、一度降機して待機する場合と、降機せず機内で待機する場合がある。
経由の理由としては、燃料補給や貨物の積み替え、運航上の調整などが挙げられる。
似た言葉として「乗り継ぎ便」があるが、乗り継ぎ便は途中で航空機から降り、別の便名の航空便に乗り換える必要がある。
この点で、経由便(便名が変わらない)と乗り継ぎ便(便名が変わる)を混同しないよう注意が必要である。
なお、ガルーダ・インドネシア航空の成田~デンパサール路線では、以前は週1便のみマナド経由便が運航していたが、現在はすべて直行便で運航されている。