バティック(BATIK)はジャワ島発祥のろうけつ染めで作られた布地のことで、インドネシアの伝統染物のひとつ。

ジャワの王朝時代から受け継がれる伝統技術は、ユネスコの世界無形文化遺産にも登録をされた。

ジャワ島内でも、ジョグジャカルタ、ソロ、チルボン、プカロンガンなど有名な産地がいくつかあり、それぞれの地域により絵柄が異なるのも特徴。

特にジョグジャカルタやソロはバティック発祥の地とされており、市内にバティックのお店が軒を連ねている。

本来はジャワ島発祥の技術であるが、バティック柄のシャツは今日ではインドネシア全域の正装として親しまれている。