バリヒンドゥー教徒が、感謝の気持ちを捧げるために毎日捧げるお供物で、ヤシの葉で作られたトレーのようなものに、白・赤・黄・青(緑)の花と、パンダンリーフという熱帯植物を刻んだものを乗せ、そこにタバコや米などを添えたもの。
〈チャナン(ヤシの葉で造った籠)〉〈サリ(成分・要素)〉という意味である。
寺院はもちろんのこと、民家やホテル内のサンガと呼ばれる小さな祠や、地べたに置いてあり、気付かずに踏んでしまうこともあるが、供えることに意味を持つため、誤って踏んでしまっても問題ないと考えられている。