バタヴィア ウイスキー(Batavia Whisky)とは、インドネシア・バリ島で製造されているローカルウイスキーである。

「バタヴィア(Batavia)」という名称は、かつてオランダ東インド会社が保有していた大型帆船の名称に由来している。
また、植民地時代のジャカルタは「バタヴィア」と呼ばれていたことから、この名前はインドネシア人にとって歴史的・文化的にも重要な意味を持っている。

バタヴィアの名を冠したこのウイスキーは、2004年に設立されたバリ島・タバナンのアスティダマ蒸留所にて製造されている。
イギリス産のモルト(大麦麦芽)と、トウモロコシ・小麦・ライ麦などのグレーンを使用したブレンデッドウイスキーであり、製造工程は国際基準に基づいて行われている。

熟成には、アメリカンオークとフレンチオークの2種類の樽が使用されている。
バニラやココナッツの香りをもたらすアメリカンオークと、上品で芳醇な風味を与えるフレンチオークを組み合わせることで、他のウイスキーにはない独特の味わいを生み出している。

味わいはフルーティーで、ほのかに蜂蜜のような甘みを感じられるのが特徴である。

比較的手頃な価格で入手できることもあり、バリ島で親しまれているウイスキーの一つとなっている。

バタヴィアの企業理念は「The Whisky Born From Heritage(伝統から生まれたウイスキー)」。
インドネシアの歴史と深く結びついた名を持つこのウイスキーは、国内外で広く楽しまれている。