ジェンガラ(JENGGALA)は、バリ島発祥のハンドメイド陶磁器メーカーで、バリ島旅行のお土産として定番の商品となっている。
ジェンガラの歴史は1960年代にまで遡り、Wija Waworuntu氏、Brent Hesselyn氏の2名が、小さな陶磁器工房を開いたことに始まる。
その後、バリ島最古のホテルのうちのひとつである、タンジュンサリ ホテルと共同で、ホテル内レストランでの使用を目的とした陶磁器制作に着手し、
1976年には正式にJENGGALAブランドを設立するに至った。
タンジュンサリホテル内の「ザ レストラン」にて食器として使用をされ始めると、レストランを利用する宿泊客を中心にその存在が認知され始め、
1980年代から90年代のリゾートホテル建設ラッシュ時には、多くのホテルでジェンガラの陶磁器が採用されることとなった。
これにより、外国人観光客にも品質の高さやデザインの独創性が知られることとなり、1994年にはシンガポールへの輸出に着手、
現在は日本をはじめとしたアジア圏を中心に、世界各国への輸出実績を誇っている。
また製品の種類は、定番の陶磁器製品では、お皿やコップ、急須、調味料入れ、調理器具など多岐に渡り、近年ではガラス製品の製作にも着手をしている。
なおデザインについても独創的なものが多く、ジェンガラオリジナルのものに加えて、世界各国のデザイナーにより創作されたものもあり、その種類には枚挙にいとまが無い。
価格は日本円で数千円から数万円のものまで、品質や製造工程の違いにより異なるグレードが存在するが、全ての製品が安全性で国際基準を満たしたものとなっており、
電子レンジでの使用も可能な実用的な製品となっている。
2025年現在、ジェンガラは本店をジンバランに構えているが、バリ島内には支店も数軒オープンしており、空港近くのサンセットロード沿いには、アウトレット店舗も存在するため、
お値打ち品のみを探したい方には、アウトレット店舗がおすすめ。