プラタランとはインドネシアの高級リゾート・ホスピタリティブランドです。
インドネシア国内にリゾートホテルやレストランを展開しているほか、日本の新宿、ルミネ新宿(ルミネ1)にもプラタランが経営するレストランがあります。
また2025年の2月からはオークラニッコーホテルマネジメントと提携が始まり、今後更なる拡大が期待されています。

今回宿泊したプラタランヘリテージボロブドゥールはボロブドゥール寺院のすぐ近くにあるホテル棟タイプのお部屋です。
お部屋の数は合計75部屋、4タイプのお部屋があります。
一番スタンダードなお部屋がデラックスルームで、デラックスプレミアルーム、スイート、ファウンダースイートのお部屋が続きます。

今回私が宿泊したのはデラックスプレミアルームのお部屋です。
デラックスプレミアルームは45㎡のお部屋で、お部屋の中にはキングサイズのベッド、テレビ(YouTube視聴可能)、ライティングデスク、デイベッドなど、お部屋で快適に過ごすには十分なお部屋の広さと設備が整っています。
デラックスルームに比べて上階にあるお部屋なので、お部屋の位置によっては、ホテル内のライスフィールドや、ジョグジャカルタの名所とであるメノレの丘を見渡せます。
部屋にはバルコニーもついており、お部屋からジョグジャカルタの壮大な自然を肌で感じることが出来ます。

プラタランヘリテージボロブドゥールに併設されているのがプラタランボロブドゥールリゾート＆スパというホテルで、こちらはヴィラ13棟と、よりプライベートで贅沢な滞在をお楽しみ頂けます。
レストランに関しては、どちらのホテルに宿泊していても、両方のホテルのレストランを利用することが出来ます。

ストゥーパレストランは、ホテル棟の外にある、アウトサイドレストランで、こちらではランチ、ディナーが楽しめます。ホテルのライステラスの真ん中ではロマンティックディナーを楽しむこともできます。今回は、スペシャル4コースランチを頂きました。
ランチコースのメインは「Bebek Goreng(ベベックゴレン)」でした。
ベベックとはインドネシア語で「アヒル」を指し、ゴレンはインドネシア語で「焼く/揚げる」という意味を持ちます。すなわち「フライドアヒル」ということになります。
インドネシアでは、「アヤムゴレン(いわゆるフライドチキン)」と並んで、人気なお肉料理の一つです。
アヒルのお肉は私自身インドネシアで初めて食べましたが、クセはなく、非常にジューシーでとても美味しかったです。普段なかなか食べることのできないベベックゴレンを是非試してみてください。ランギットメノレバー＆ラウンジは、ランギット＝空という意味の通り、ホテル内にある屋外型のバーで、ジョグジャカルタの綺麗な夜空を見ながら、カクテルを飲んだり、くつろいだりすることが出来ます。

メインプールにスパ、ジムも完備しており、ホテル内にはちょっとしたお土産スペースもあります。
今回は特別にスパを体験させていただきました。こちらのスパは計3室あり、2部屋がシングルルーム、1部屋がカップルルームとなっています。まずはウェルカムドリンクでリラックスしながら、その日受けるスパのメニューを決めたり、それぞれのメニューの説明を聞いたりします。その後、問診票のような形で体の状態や、気になるところ、希望するマッサージの強さを記入していきます。その後スパルームの方へ移動します。スパを受ける準備を整えて、いよいよスタートします。

今回は、1番スタンダードなマッサージを受けました。まずはうつ伏せの状態で、足と腕、背中のマッサージから始まります。今回が私自身初めてのスパの体験でした。私は強さを普通でお願いしましたが、最初は少し強いかもしれないと感じました。しかしだんだんと強さに慣れていき、その強さを気持ち良いなと感じるようになりました。今回は60分コースの施術でしたが、半分くらいが経過すると、次はあおむけになって、足、腕、最後に頭の順番でマッサージを受け終了です。体にオイルを塗ってマッサージを受けますが、そのオイルもとても落ち着く香りで、大変リラックスできました。スパのセラピストさんが強さは大丈夫ですか？や体勢は苦しくないですか？と聞いてくれるので安心してマッサージを受けることが出来ました。
終わった後はしょうがの入った温かいドリンクを頂きます。ジョグジャカルタは外に出るととても暑いのですが、スパが終わった後に飲む温かい飲み物は体の芯から温めてくれて、とても落ち着きます。