賑やかなレストランやショップが並ぶモンキーフォレスト通り。その中で、ふと視線を奪われたのは、緑色のネオンに照らされた一軒の店だった。
プラタラン ウブドに滞在した夜、王宮で開催されるバリ舞踊を鑑賞し、そのままモンキーフォレスト通りを歩いてホテルへ戻ることにした。王宮周辺の賑わいを抜け、夜風を感じながら南へ歩く。観光客で賑わうレストランやショップを眺めながら帰路につくこのコースは、いまのウブドらしさを感じられる定番の散策ルートである。

イブ(女性)の看板は、有名なマーメイドの看板に引けを取らない
葉巻をくわえた女性のイラストが描かれた看板は、どこか妖しげで洒落た雰囲気を漂わせていて、通りの喧騒の中でも不思議な存在感があり、その魅力に引き寄せられるようにレセプションへと足を向けていた。
「食事ですか?それともバーですか?」
スタッフにそう尋ねられ、「お酒を」と答えると、バーエリアへ案内された。
レストランフロアを抜ける道中、柔らかな照明とボタニカルな植栽が織りなす空間が広がる。テーブルでは、食事を終えたカップルや友人同士のグループがワインやカクテルを片手に思い思いの時間を過ごしていた。まるでスモールラグジュアリーリゾートのダイニングを訪れたかのような、大人の雰囲気が漂っている。
プールを横目に階段を上がると、そこには一階とはまた異なる世界が広がっていた。
暗闇の中にグリーンのネオンとバーカウンターだけが浮かび上がり、よりプライベートな空間を演出している。
ナイトクラブを思わせる内装でありながら、重低音の音楽が鳴り響くことはない。聞こえてくるのはゲストたちの会話とグラスが触れ合う音だけ。食事は済ませていたので、歩き疲れた喉を潤すためモヒートを注文した。
スタッフにそう尋ねられ、「お酒を」と答えると、バーエリアへ案内された。
レストランフロアを抜ける道中、柔らかな照明とボタニカルな植栽が織りなす空間が広がる。テーブルでは、食事を終えたカップルや友人同士のグループがワインやカクテルを片手に思い思いの時間を過ごしていた。まるでスモールラグジュアリーリゾートのダイニングを訪れたかのような、大人の雰囲気が漂っている。
プールを横目に階段を上がると、そこには一階とはまた異なる世界が広がっていた。
暗闇の中にグリーンのネオンとバーカウンターだけが浮かび上がり、よりプライベートな空間を演出している。
ナイトクラブを思わせる内装でありながら、重低音の音楽が鳴り響くことはない。聞こえてくるのはゲストたちの会話とグラスが触れ合う音だけ。食事は済ませていたので、歩き疲れた喉を潤すためモヒートを注文した。
バリ島と聞くと、風が吹き抜けるバレ(東屋)でのんびり過ごす南国リゾートのイメージを思い浮かべる人も多いだろう。
もちろん、それもバリ島の大きな魅力のひとつだ。
しかし近年は、世界中からクリエイターや感度の高い旅行者が集まり、従来の「バリらしさ」とは異なる新しいカルチャーも生まれている。
Donnaのような店は、その象徴だ。ボタニカルな空間、洗練されたデザイン、肩肘張らない大人の社交場としての心地良さ。どこかポテトヘッドやチャングー周辺のカルチャーとも通じる、"今のバリ"を感じさせる空気がここにはある。
昔ながらのバリと、新しいバリ。その両方が共存していることこそ、現在のバリ島が世界中の旅行者を惹きつける理由なのかもしれない。
もちろん、それもバリ島の大きな魅力のひとつだ。
しかし近年は、世界中からクリエイターや感度の高い旅行者が集まり、従来の「バリらしさ」とは異なる新しいカルチャーも生まれている。
Donnaのような店は、その象徴だ。ボタニカルな空間、洗練されたデザイン、肩肘張らない大人の社交場としての心地良さ。どこかポテトヘッドやチャングー周辺のカルチャーとも通じる、"今のバリ"を感じさせる空気がここにはある。
昔ながらのバリと、新しいバリ。その両方が共存していることこそ、現在のバリ島が世界中の旅行者を惹きつける理由なのかもしれない。

食事のメインディッシュはRp.200,000(2,000円)程から愉しむことができる
帰国後に調べてみると、Donnaはウブドの人気レストランとして度々名前が挙がる一軒だった。
今回は偶然見つけて立ち寄っただけだったが、次はきちんと予約を入れ、評判の料理も味わってみたい。そんな宿題を残してくれた、大人のためのウブドの一軒である。
今回は偶然見つけて立ち寄っただけだったが、次はきちんと予約を入れ、評判の料理も味わってみたい。そんな宿題を残してくれた、大人のためのウブドの一軒である。
Donna
Jl. Monkey Forest No.67, Ubud, Kecamatan Ubud, Kabupaten Gianyar, Bali 80571 Indonesia











